【就活生必見】最強の”自分”の作り方【ペルソナ】

ノウハウ

マーケティング関連でよく出る単語に「ペルソナ」と言われるものがあります。

これはターゲットにする顧客の人物像を想像するという意味で使われております。

たとえば仕事を頑張るサラリーマン向けに栄養ドリンクを開発しようとする場合、

そのサラリーマンを深堀して、具体的なプロフィールを作っていくわけです。

30代、妻子持ち、趣味はサーフィン、土日は休みだが仕事に行くこともある、、、等。

そういった「ペルソナ」をたくさん作って、その人たちになりきって開発に取り組んでいくのです。

 

しかし!

今回紹介したいのはそういう「ペルソナ」ではなく、もうひとりの自分という「ペルソナ」の作り方です。

自分を相手にどう見せるか、それによってどのような利益をもたらすのか。

今回はそんな、もうひとりの自分という「ペルソナ」の作り方を紹介します。

 

人は見た目が9割

よく聞く言葉ですよね。

しかしこれは本当の話で、人は見た目であなたを判断します

マルコム・グラッドウェルというイギリスの作家が書いた本でも、専門家が美術品をニセモノかどうかを見分ける際、見た瞬間にある程度判断していると書かれています。

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感想(9件)

一瞬のプロセスがどのようにされるのか、興味がある方は本を読んでみてください。

これと同じ原理がわれわれにも当てはまるのです。

会った瞬間、見た瞬間に「正直な人なのか」「本当に自分のことを思ってくれているのか」を判断しているのです。

 

そして「ペルソナ」には大事な3つの要素があります。

 

容姿・外見

冒頭でも説明しましたが、人は見た目が9割です。

ただし、これはイケメン・美人かどうかというわけではなく、相手の中のイメージ通りであるかどうかということです。

たとえば副業で農業をやっている医者がいたとしましょう。

その医者が農業をしている人の服装(汚れた靴や麦わら帽子)で診察室に入ってきて、

「あなたは重病ですが、なんとか治して見せましょう」と言われたらいかがでしょうか?

その医者は信頼できるでしょうか?

この場合「医者」というあなたの心の中に形成されたイメージに一致してないですよね?

 

説得力のある服装

見た目は服装でほぼカバーできます。

自分に説得力を持たせるためには、

「自分が今いるポジションにふさわしい服装」

もしくは「顧客と同等かワンランク上の服装」をする必要があります。

ワンランク上の服装とは、例えば顧客がビジカジスタイルだった場合、こっちはネクタイやジャケットを着るといった具合です。

女性ならセーターやスカーフ等ですね。

スタイル・スケールとは

スタイル・スケールとは、服装が何を主張しようとしているのか、何を主張したいのか、カンタンに判断できる基準の事です。

この判定は、1~4の4段階で示され、1は権威度が低く、4は権威度が高い。

権威はペルソナ形成においてとても重要なファクターです。

スタイル・スケールの早見表は下図の通りです。

説得力が強く求められる場面ではレベル4もしくはレベル3の服装を選択すべきです。

レベル1は、近所の人に引っ越しの手伝いをお願いするとき・・・ですかね笑

 

声・コミュニケーションスキル

何度でも言います。

あなたを見た瞬間、人はあなたのことを判断し始めます。

そしてこれらの判断は、あなたが話し始め瞬間に、より強い信頼に変わるか疑問の対象に変わります。

相手にとって、あなたの声とコミュニケーションスキルは最初に受け取る情報であり、あなたを評価するきっかけにもなります。

 

最大限のインパクトを与えられる、正しい声の使い方を習得しておくべきです。

まず、自分の声を録音して聞いてみてください。

いかがでしょうか?

ガッカリした方もいるかもしれませんが、悪いのはあなたのせいではないのです。

正しい声の使い方をしていないだけです。

声を使う時に多くの人がミスをするのは、「声を外に張り出さない」ことです。

人間には唇、口、鼻の周辺を指す、「フェイシャルマスク」と言われる部分があります。

その位置は人によって若干違います。

「ん~~~~~~」とハミングをしてみてください。

その時、一番振動を感じられる部分があなたの「フェイシャルマスク」です。

声を出すときは、このフェイシャルマスクを振動させるように発生すると、自分の声が持つインパクトを最大限に高められるというわけです。

 

”間”をつくる

さらに効果的な方法は、声の調子を変えながら話すことです。

一本調子な声で、感情を込めずに話すのは相手にとってはとても退屈に感じられてしまいます。

そのためには規則的に声音を変えたり、話すスピードを変えるのです。

そして話の途中で”間”を作るという手法もドラマチックな効果を生みます。

相手にしっかり理解してほしいときやじっくり考えてほしいときに、いったん”間”を置いてから次の話題に移る。

シンプルですが、かなり効果的な手法です。

これで相手には、「間が生じる前に聞いた情報についてよく考えてみてください、しっかり注意を払いなさい。考え方を変えるきっかけになるところだから」と、潜在意識下で語りかけることが出来るのです。

 

ポジショニング

ポジショニングとは、相手があなたを見た瞬間にイメージされるあなたの姿の事です。

これは、前述した容姿、声、コミュケーションスキル等を統合したあなたそのものです。

このポジショニングは、あなたの行動パターン、クセが大きな要因となります。

特に注すべきなのは、手の動きに関わる部分です。

まず、きちんと手入れされているか、清潔か、など。

手は、伝えたいメッセージを強調するために使うか、自分の両脇ににあるのが望ましいのです。

他にも、立ち方と動き方にも注意する必要があります。

猫背になっておらず、背筋をピンと伸ばし、バランスの良い姿勢になっているか、

誰かと話すときや複数の人たちの前で話すときに、体の前や後ろに体重を傾けたり貧乏ゆすりをしてはいないか、

耳障りな音をたてたり、変に人目を引いてしまうような行動をしたりしていないか、変な癖はないか。

この中で該当するものがあれば、正すように努力をしましょう。

そうした小さな努力のひとつひとつが、相手の目に”成功者”として映るようになってくるのです。

 

ペルソナは一日にしてならず

説得力のある「ペルソナ」を機能させるために必要なの者は、少数の大きな要素ではありません。

小さな事柄を正しく処理していくことで、少しずつ成功に近づけるのです。

綿密に作り上げた「ペルソナ」を使って相手を引き付け、その奥深さと複雑さと完璧さで魅了していきましょう!

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