
人間関係って難しい・・・。
サラリーマン、OLの方であれば誰もが経験する職場の人付き合いの難しさ。
すごく大変ではないですか?
年齢差による会話のギャップ、価値観の違い等、深く分かりあえない部分は多いですよね。
もちろん、うまくやれている人もおりますが、 人間関係に悩んで落ち込んでいる人も多いはずです。
今回はちょっとした職場での人付き合いのコツを紹介します。
平均年齢の高さ
もちろん、業界や会社にもよるのですが、
こと鉄鋼業界に関して言えば男性、女性ともに平均年齢が高いです。
高炉メーカー3社でいうと平均年齢は下記のとおりです。
日本製鉄は社内方針で女性就職者の積極採用を図っている為、他2社と比べるとかなり平均年齢が若いです。
他2社は御覧の通り。
もう少し見てみましょう。
大手鉄鋼メーカーは総じて平均年齢が高いことがわかります。
また、金属加工をするプレス屋さんのような中小・零細企業においては、より顕著だと思われます。
ちなみに会社規模101人以上の会社の平均年齢は(男性)39.8歳(女性)36.0歳となっております。
飲食業なんかは男女ともに平均年齢が50歳を超えているなんてデータもあります。
つまり、鉄鋼業界に入った場合、どの部署・グループに配属されたとしても
超高確率で40オーバーのおじちゃん、おばちゃんが存在しています。
おばちゃんのハートをつかめ!
新卒で入社する若手社員にとって、長期で見た場合に得をする人付き合いで
もっとも大事なことはズバリ、「おばちゃんを制すること」です。
なぜ上司・先輩であるはずのおっちゃんよりおばちゃんなのでしょうか。
理由は、
ひとつずつ解説していきます。
おばちゃんは基本的に異動が無い為、同じ部署に長く居続ける
まさにこの文章の通りです。鉄鋼業界において、男性社員に異動は珍しいものではありませんが、女性社員の異動は割と珍しいものです。
そのため、長く同じ業務をやっていると、
下手な若手社員より業界知識量、業務レベルが高い
こうなりますよね?
さらに男性は外回りなど、営業活動をすることが多いと思いますが、
日々の発注作業、受注作業、運送手配等の業務は女性が行っているはずです。
つまり、タッグを組んでいるわけです。
そうすると、
おばちゃんと連携しなければ日々の業務がこなせない
こうなりますよね?
ここで関係が悪いと、頼みごとがあっても言いづらかったり、そもそも話を聞いてくれなかったり、仕事がスムーズにできない可能性だって出てくるわけです。
評価を受けたりするので、おっちゃん上司との関係性作りも大事なのですが、
おっちゃんが評価するのは「あなたの仕事っぷり」です。
「あなたの仕事っぷり」はおばちゃんとの連携で決まると言っても過言ではないのです。
おばちゃんの攻略法
結論から言いますと、「適度な距離感を保つこと」です。
この「適度な」がややこしいのですが、数字でいうと85%くらい。
もう少しわかりやすい言葉で言うと、
「親近感」を抱かせつつも、少し距離を置く
といった感じです。
まずは相手の事を知るという作業が必要なのですが、
何が好きで何が嫌いかといった内容はもちろん、
相手が解消したいと思っている苦痛や問題を理解することが最も重要です。
相手には、自分のことを少しだけ知ってもらうことも有効です。
あなたの相手に対する理解度<相手に対するあなたの理解度
常に上のような状態を維持することです。
アメリカのニューヨークタイムズ紙とCBSニュースが1999年の実施した世論調査で、
距離感が85%の時に適度に個人的な関係が築かれることが判明しているわけです。
85%というのはあくまで感覚値なので、自分なりにだいたいこれくらいって思っておけばいいと思います。
さらに興味深い事実として、あなたが相手の事を深く知るほど、相手はあなたに「親近感」を抱く、ということがあります。
さらに、相手があなたの事をどの程度知っているかは関係ないのだそうです。
まずは相手(おばちゃん)の事を理解するために、じっくりと情報を集めて相手の事を知っていけば、自然と程よい関係が築けているはずです。
最後は少し心理学チックになりましたが、しっかりと研究された事実ですので、
興味がある方は実践してみてください!
それではこの辺で。
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